- AYA ISOHATA
私について~「食」の道を選んだ理由④~
インナービューティーダイエット(以下IBD)という、
体の内側からキレイになれるこの料理教室のメソッドを知りたくて
プランナーという資格取得コースへ進んだ。というところから。

このインナービューティープランナーという資格を取得すると、
IBDの料理教室の講師資格も与えられますが、私は全く興味なし。
というより、『講師』という立場に自分がなるということは全く頭にありませんでした。
ですが、結果から言うと講師になるのです。
きっかけは、当時講師をされていた方が体調を崩し講師が必要になったことでした。
その講師の方やサロン代表のあおいさんから「是非あやさんに」と。(たいへんありがたいことです。)
私ともう1人のプランナーがメイン講師へと抜擢されたのです。
それまでにアシスタントでレッスンに入ったことはありました。
でもいきなりメインでレッスンを持つなんて…。寝れないくらい緊張して不安で。
でもアシスタントに入った時、生徒さんと関わることがとても嬉しく楽しかったことを思い出し、
「よしっ。」と講師をさせていただくことになったのです。
そこから講師の道へ。
たくさんのレッスンを担当させていただき、たくさんの生徒さんと出会い、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。
ですが、しばらくすると今度は私が体を壊してしまいました。

婦人科系のことで服薬を始めたのですが、それが体に合わなかったようで
常に頭痛や倦怠感があり、時にはベッドから起き上がれなくなり、結果レッスンに立てなくなってしまったのです。
(薬は効果もあり副作用もありで、容量調整したり種類を変えたりしましたが
なかなか合うものがなく、効果を優先して副作用は我慢しながら服薬していました。)
そして、いつこの状況から脱せるかもわからなく、
迷惑もかけられないということでIBDサロン講師を卒業することにしました。
(当時の担当クラスの生徒さまを卒業まで見届けることができず、本当に申し訳なかったと思っております;;)
「講師に向いてなかったのかも。」
なんてネガティブまっしぐらになっていた時もありましたが、気づいたこともありました。
それは、『食』でつながったご縁がたくさんあるということ。
『食』がなかったらきっと出会っていなかった、言い換えれば『食』があったから出会えた方が本当にたくさんいるのです。
一時をわけもわからず走り抜けたことと、
体の不調のことで「あぁ、もう穏やかに暮らしたい」と思い始めていましたが、
『食』と人をつなげられるようになりたいな
という想いが自分の中にあることに気づきました。
「病気も健康も食べ物が影響している。」
という気づきとも合わさり、私は「食」の道を選ぶことにしました。
そしてその中でも日本の大切な食文化である『発酵』に光を当て、
『発酵』を楽しく継承していこうと思い現在の活動につながっています。
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『私について~「食」の道を選んだ理由~』シリーズはこれにて終了でございます。
4回に渡り長々と書いてしまいましたがお読みいただきありがとうございました!