【エッセイ06】鼻時計

April 27, 2018

 

 

 

仙台に引っ越して、1ヶ月が経つ。

本当ならば、ご近所をうろうろとお散歩してどこにどんなお店があるのかとか、

ここは一方通行なのか(車で逆走しないようにしよう)とか、

地域を楽しみたいところである。

 

 

が、花粉に阻まれできていない。

 

 

2シーズンは効果があると言われる鼻のレーザー治療を受けたにも関わらず、

1シーズン目からその効果が怪しかった。

2シーズン目である今シーズン、効果はばっちり切れていた。

 

 

先生、話が違うじゃないか!と思いつつ、高い治療費を払った手前この現実を認めたくない。

ということで服薬もせず、NO治療で過ごす過酷なシーズンとなった。

 

 

その為、引っ越してからしばらくは

出掛けても外にいる時間は極力少なくするように、建物から建物へ素早く移動していた。

ご近所のお散歩なんてできないのである(涙)。

 

 

 

 

と、花粉のせいにしているが、

引っ越しの片づけをしなければならないので外出していなかったということもある。

 

 

間取りや収納スペースが変わった状況で

うまいこと持ち物を収めるというのは、なかなか頭を使うものだ。

 

 

黙々と作業を続けている中、

ぐぅ。という音で時計を見ると、だいたいごはん時になっている。

自分の体はちゃっかり賢いと関心する。

 

 

 

そして最近、この他にも自分には特殊な時計が備わっていると感じている。

 

 

それはすやすやと寝ている時。

突如、顔で異変が起こる。

さらりとしたものが鼻から出てくるのだ。

水っぱなである。

 

 

その出方はあまりにナチュラル。

自分では止められない。どうしようもない。

寝ているのに、ハッと目が覚める程の存在感。

それがだいたい朝5時。

 

 

一晩中、なんとなく鼻は詰まっているものの鼻水は出てこない。

なのに、朝5時になると急に出てくるのだ。

 

 

鼻水「朝だよ~」

 

…じゃないんだよ!

 

 

あと1時間は寝ていたいところなのに。いやでも目が覚めてしまう。

目覚まし時計よりも早い、鼻時計。

 

 

昼間に眠くなってしまうので、なんてことをしてくれるんだ。とちょっと困っていたが

最近ようやく鳴りを潜めてきた。

 

 

あぁ、よかった!

 

 

と安心していた矢先、今朝もまた5時に…。

まだまだ油断できそうにない。

 

 

とは言いつつ、花粉シーズンも終わりが近そうだ。

そうすれば、お散歩シーズン到来。

 

何かが終われば何かが始まる。

というのを、鼻で感じております。

 

 

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Aya Isohata

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