木桶職人見習い修行

May 29, 2017

木桶をもっと知りたい

 

小豆島でのタガフープ世界選手権大会の興奮冷めやらぬ中、徳島県へ移動。

 

 

その目的は、木桶制作修行です。

 

 

1月に大きな木桶を造るお手伝いをさせていただき、木桶の構造や造り方の詳細、

木の扱いのことを知りたくなったからです。

 

 

今回は、一斗サイズの木桶を造ることになりました。

 

 

 

 

 

工程ごとに道具があると言われるくらい、木桶づくりにはたくさんの道具を使います。

 

 

私の周りにもたくさんの道具が転がっていますね。

 

 

今回、22枚の側板(木)を使用しましたが、

木と木の間にすきまができないよう、1枚1枚正直台というもので削って調整していきます。

 

 

 

 

組立て始めたら…

 

削れたら、鉄の仮輪に木を並べていくのですが、これが果てしなく難しかった…。

 

最初輪っかを立てて置き、そこに木を並べていくのですが、

しっかりと支えていないと重力で端の木が落ちていくんですね。

(画像なくて伝わりづらいですが…)

 

 

ようやく一周積めそうな頃に、半転させて

 

 

 

 

こんな感じに立てます。

 

 

崩れないように必死の図でございます。

 

 

ここまで苦労して並べたのに、内側にバラバラと倒れ

振り出しに戻るということを繰り返しまして。

 

 

師匠は簡単にやってみせてくれるんですけど、もう…私ではどうにもならない。

 

 

やっと組み立てられても、直径が大きかったり小さかったりすると

木を1枚交換したりするんです。

 

 

そしてバランスを崩してまた振り出しに。。

 

 

 

 

 

そして、この状態にするのに2時間かかりました…。

 

この組み上げ作業と、

 

 

 
 

竹の処理には大苦戦しておりました。

 

 

 

 

 

 

 

反対に、削るのは好きでした。

 

 

 

 

木桶づくりは全身作業 

 

組み立てる・削るという作業は、手元だけに思えますが実際には足もフル活用。

 

内ももではさみこんだり、かかとや指でおさえたり。

 

こんなにも全身を使うのかと驚きました。

 

 

そして、基本的に座り作業なのでお尻がすごく痛くなって。

 

腰や背中も痛くなり何度も立ち上がってはストレッチして。

 

こんなこと実際にやっていたら、1つの木桶を作るのに時間がかかりすぎてしまう。

 

 

桶職人になるには、道具の使い方をマスターするのはもちろんですが、座り慣れるというのもとても重要とわかりました。

 

 

 

 

ついに木桶完成

 

こうして、やっとやっと4日間かけてできた木桶。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

師匠達の指導への感謝の気持ちと

木桶ができあがった嬉しさとで

 

泣きました。。。

 

 

そしてもう1つ泣いた出来事が、、、

 

 

 

 

焦り禁物。本当に。

 

4日間気をつけていたのに、

最後の最後にやってしまいました。

 

 

この銑(せん)という削る道具で、ケガをしてしまいました。

 

 

銑。こんな感じの道具。

(画像はお借りしました)

 

 

 

 

柄の部分がはずれて、はめた瞬間手が滑って刃の方に行ってしまい…

 

 

 

 

 

幸い、傷も深くなく軽傷でしたが利き手を3か所切りました。

 

謎に2本無事です。

 

久しぶりに刃物で手を切りましたが、血って結構出ますね。。。

 

 

この時、作業進行がギリギリでかなり焦っていたのです。

 

早く完成させないと、と焦った結果、ケガ。

 

 

悔しくて、師匠達に余計な心配をさせてしまった情けなさで、涙でございます。。。

 

 

 

気をつけます。

 

 

 

桶樽づくりは、握力もかなり使うのでちょっとしたケガも致命的。

 

一瞬も気を緩めることはできない現場だと、ケガをして改めて気づきました。

 

 

ものすごく集中力のいる仕事だと思っていましたが、

やはり身をもって感じるとその重さがわかります。

 

 

だから、ケガをしたことも無駄ではないと思いますし、

そのケガが軽傷で本当によかったと思います。

 

 

 

この木桶の使いみちは…決まったら、またアップします(^v^)

 

 

 

この場を借りて、師匠達に。

本当にありがとうございました✨

 

 

 

 

 

 

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Aya Isohata

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